秀ノ山部屋と過ごした春 ― 感謝と学びの一ヶ月 ―
昨年度より始まった「秀ノ山部屋誘致プロジェクト」から実現した伊丹での滞在。
そして新たな気持ちで迎えた2年目――。
多くの皆様のご支援のもと、本年も無事にこの取り組みを終えることができました。
心より御礼申し上げます。

私自身はその一端をお手伝いさせていただいたに過ぎませんが、再会した力士の皆さんの成長には目を見張るものがありました。
どなたも本当に頼もしく、そして一層たくましく、格好良くなられていて……。まるで親子ほど年の離れた息子の成長を見るような気持ちで、再会のひとときがただただ嬉しく感じられました。
新たに改装された宿舎には弟子も増え、総勢9名の力士が集結。その存在感はまさに圧巻でした。
猪名野神社での朝稽古では、準備や掃除のお手伝いの後、すぐ仕事に戻らなければならず、ゆっくり見学することは叶いませんでしたが、それでも伝わってくる迫力は昨年以上。所作の一つひとつに力強さが宿り、確かな成長を感じることができました。
昨年に引き続き実施された「振る舞いちゃんこ」は、なんと900食(最終的には1000食超を振舞)を準備するという大規模なものに。
ご来場いただいた皆様の笑顔があふれ、地域にとって本当に素晴らしいイベントになったと実感しております。


また、伊丹市内の各施設訪問やさまざまなイベントを通じて、地域とのつながりを深めることができたことも大きな成果でした。
この取り組みを一過性のものにせず、今後も継続していけるよう努めてまいります。

春場所が始まると、取り組みを終えた力士の皆さんが帰路の途中、駅ビル内にある弊社へ立ち寄り、勝利報告をしてくださることもありました。

その姿に触れるたび、またしても胸が熱くなり、まさに“子を見守る”ような感覚を覚えました。
勝ち越しを決めた4名の力士だけでなく、全員がそれぞれに熱い相撲を取り、私たちに多くの感動を与えてくれました。
そして迎えた千秋楽祝賀会。
この一ヶ月の出来事が次々と思い出され、感謝の気持ちで胸がいっぱいになると同時に、「来年もまたこの日を迎えたい」という強い思いが込み上げてきました。

秀ノ山部屋の皆様――
また来年、伊丹でお会いできることを心より楽しみにしております。
それまでに、私たちもそれぞれの立場で精進してまいります。
本当にありがとうございました。
最後に少し個人的なことを。
これまで私はいくつかの団体に所属しておりましたが、「地域貢献」というものを深く考える機会は正直多くありませんでした。
しかし昨年、地域・社会貢献や職業奉仕について学ぶ団体に参加し、さらにローカルメディア事業を手がける弊社のビジネスパートナー様を通じて、多くの気づきと学びをいただきました。
今回の秀ノ山部屋プロジェクトを経験させていただいたことで、「地域のためにできること」を少しずつではありますが理解し始めたように感じています。
この貴重な経験に、改めて深く感謝の意が強くなります。
本当にありがとうございました。

